戦国架空戦記の部屋
「戦国架空戦記の部屋」概況
戦国架空戦記ムック「架空戦国記を読む」の著者で、文芸評論家の榎本秋さんを主催として、戦国架空戦記及び背景となる歴史ブームについて語り尽くす部屋……になる予定でしたが、高貫学校と同じ時間帯と言う超絶逆境のため、来訪者は一人だけorz(ラスト五分でもう一人参加)。しかし、戦国架空戦記をよく知らないという無垢な方でしたので、しっかり洗脳してまいりました。
では、会場での話の内容について。
○歴史ブームの担い手
・まず第一に、団塊世代で仕事からリタイアした60代の男性。最近の時代小説や戦国架空戦記ブームの主な担い手はこちらです。
・女性側では、従来からいる新撰組中心の幕末ファンと、「炎の蜃気楼」ファンに加え、「戦国BASARA」等に代表される最近の「カッコイイ歴史萌え」な女性、いわゆる暦女ブームの勃興。
○戦国架空戦記の進化
・KOEI歴史小説の登場(典厩五郎氏、童門冬二氏など)。
・志茂田景樹氏「大逆説」シリーズによる、歴史改編から広がっていく世界観を構築するタイプの戦国架空戦記が初めて登場。
・学研暦群新書の登場。仲路さとる氏「異・戦国史」大ヒットにより、戦国架空戦記というジャンルが確立。
・中里融司氏、桐野作人氏など「本格的歴史小説が書ける人材」の参入による、戦国架空戦記の急激なレベル向上。
○参加者オススメ戦国架空戦記
・中里融司氏「戦国覇王伝」 中里流戦国架空戦記の精髄
・桐野作人氏「反太閤記」 知られざる人物にスポットを当てた暦群初期の名作
・尾山晴紀氏「群雄戦国史」 若手戦国架空戦記作家の会心作
・佐藤大輔氏「覇王信長伝」 完結待望・未完の大作
・坂上天陽氏「翔竜政宗戦記」 斬新な人物造詣の名作
・荒川佳男氏「戦国維新」 珍しい島津もの
・「天下争覇」(河丸裕次郎氏) とにかく二巻の表紙を見て和め!
・工藤章興氏「反関ヶ原」 関ヶ原逆転劇のテンプレート
・伊藤浩士氏「神変関ヶ原」 主人公が意外すぎる作品
・竹中亮氏 「織田大戦記」 トンデモで楽しみたければこれを読め
○まとめ
最近は事実上暦群のみの刊行に加え、二巻打ち切り多発という冬の時代ですが、なんとか戦国架空戦記を盛り上げていこう! という事で。