企画報告「参謀旅行」
参謀旅行にいらしてくださった方々、朝も早くからお集まり頂 きありがとうございました。今回は総勢 9 名でのスタートとな りました。
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講師は毎年おなじみ、歴史家の大山格先生です。まずは大山先生から資料を一枚。江戸城の増築の過程を記したものです。 なるほど、大田道灌が築城した時代は 20 万石に満たないため皇居周辺 しか濠がありませんが、家康の時代以後、次第に濠が「の」の字を重ね るように増えていきます。御茶ノ水の神田川周辺も江戸城の防衛のため に築かれたとのこと。 江戸城周辺の濠の掘削は豊臣時代の 200 万石時代でも少しずつ進められ ましたが、徳川が天下を取ってからは天下普請として大々的に進められる ことになりました。 最初の遺構は日比谷公園内の石垣。
今でもそれとわかる石垣が残っています。参加者は石垣の上で位置を確認。 石垣の中には当時の作業者が残したと思われる模様も確認できます。
この模様は天下普請の際に大名家が自己の負担分の石であることを表す ための目印として刻まれたとのことです。
現在では猫の親子が石垣近辺に出没しています。
日比谷公園を抜け、日比谷公園の派出所の交差点を横断し皇居のお濠へ。
ここで江戸城の石垣について大山先生から説明が。 江戸城の城壁は 2 種類あるとのこと。 1 つが普通の石垣。江戸城は埋立地に建てた城のため、埋立地の上に土盛 りするのは土が崩れるので石垣で固めてある場所があります。 もう 1 つが芝生が植えられている土盛りのもの。元々江戸城は舌状台地 の先端に築かれた城で、台地の上にある城壁は土盛りになっています。 分かり易い例として、次のような場所があります。
橋の左側は石垣ですが、橋の右側は土盛りになっています。 一行は馬場先門から皇居外苑へ。外苑入口で江戸城独特の入場経路に ついて大山先生から説明が。
江戸城に入場する際には、一度江戸城に入った後に皇居外苑に出、また再度 江戸城に入場するような経路をとったとのこと。 次に二重橋へ。
真の二重橋は手前の橋の奥にあった橋で、上下 2 階建ての橋があった そうです。現在は鉄製の橋になっています。
そして楠公銅像へ。ここで銅像についての薀蓄を大山先生から伺いました。
楠公像は住友財閥が別子銅山200周年を記念して宮内庁に献納したもの とのこと。献納のいきさつについては台座に刻まれた碑文に書かれていま す。 ところが、住友財閥が寄贈したのは銅像の部分のみで、台座部分は政府が 制作することになったとのこと。 この銅像は、鎌倉幕府の勢力を駆逐した正成が、隠岐から京へ還幸する後 醍醐天皇を兵庫に出迎えた際の情景との事です。正成の絶頂期の姿となり ます。 終了後は楠公レストハウスで昼食を頂きました。
おばんざいバイキングが和風料理のバイキングになっていて結構おいしゅう ございました。お値段は 1200 円。
以上で今回の参謀旅行は終了。次回は江戸城探訪第2回を予定しています。
2009/2/21 土曜日 @ 10:42 AM
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